首の痛みは温める?冷やす?間違えると逆効果になることもあります

ラクビヤ 首のトラブル専門店

2017年05月09日 17:00

首の痛みがある際に

温める?冷やす?

すごく多い質問です。そして間違えも多いです





結論から言うと「温める」方がいいことが多いです。


寝違えのように首が痛くて回らない!


というときは阻血性の疼痛で


循環が悪い時に出る痛みです。


そういう時は断然温めた方がいいんです



冷やした方がいい時は「炎症」が起きているときです。


炎症は

「発赤」「腫脹」「熱感」を伴います

炎症でわかりやすいのは



動かすと痛いのか?動かさずじっとしていても痛いのか?



首を回すと痛む。

寝返りの時に痛む。

起き上がるときに痛む。


というのは動きを伴うときですから


筋肉・筋膜の循環障害による阻血性疼痛のことが多いんです。



だから基本的には「温める」が有効です。



先日いらした初めてのクライアントさんは


動かすと痛む


という状態でしたが


痛い=冷やす


という認識があったようです



冷やしてしまうと血管は縮み余計に循環を悪くしてしまうので逆効果になってしまいます。



そこは注意したいところですね。



では温めの温度は?時間は?


38~42度が筋肉の循環を高めるのに有効といわれています


時間は20分前後が理想的です。



42度以上の温度で温めてしまうと


刺激により交感神経が高まり

毛細血管は収縮するので

筋肉の循環が悪くなってしまいます



半身浴では

37~39度が適温といわれ

副交感神経の働きを高め

末梢の循環を高めてくれます


半身浴の際には肩首を温めるタオルが必要ですね。


余談ですが

この間ゴールデンウィークに行ったプールはめっちゃ寒かったなー

僕は入れませんでした

娘は大喜び




きっと、循環悪くなっていたのかな。。


完全に余談でした


どういう状態が温めるべきか!冷やすべきか!


正しい知識で対処したいですね。





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