沖縄のストレートネック専門家、肩首こり・首の痛み・緊張型頭痛の整体サロン　ラクビヤ

今日は「筋肉」の役割や働きについて考えてみましょう



筋肉！ってなんとなくは知っているけど


実際にはどういうものなのかよく分かりませんよね



「筋肉の役割・働き」

を正しく知ることで首コリや首の痛み

また関節痛などの体の不調を予防することができます


では早速

【筋肉の役割】

①体を動かす。安定させる

　骨と骨をつないで、体を動かします。
　正確には重力の影響を調整して「安定」と「動き」を作ります

②ホルモンの産生

　意外かもしれませんが筋肉も「マイオカイン」ホルモンを作ります
　近年はこれが注目されていて、脳の働きを活性化したり、痛みを抑えたりします

　役割低下で「体の不調」「うつ傾向」など

③衝撃の吸収・保護

　外部からの衝撃から関節を守ったり、臓器を守ったりします

　役割低下で「関節痛」など

④ポンプの役割

　血管に圧をかけることで血液を循環させます
　「第２の心臓」とも言われます

　役割低下で「冷え性」「月経異常」など

⑤熱を作る、代謝をあげる

　エネルギーを消費して「熱」を作ります
　排尿時に「ブルブル」と震えてしまうのは
　失った熱を取り戻すために、筋肉を震わせているんですね

　役割低下で「冷え性」「自律神経の乱れ」など

⑥免疫力を上げる

　筋肉には「グルタミン」というアミノ酸が貯蔵されています
　グルタミンは免疫細胞の元となります

　役割低下で「ホルモン異常」「自律神経の乱れ」など

⑦水分を蓄える

　実はこれがとても重要な役割
　「水分貯蔵庫」としての役割

　筋肉はタンパク質でできていますが、その成分は４分の３は水分です

　体の水分の多くを筋肉に貯蔵しているんです



ちょっと補足の役割

　「筋膜」という膜で全ての筋肉は繋がっており

　この膜を介して、体中の関節や筋肉は密に連絡を取り合っています

　だから、体の不具合の「連絡網」としての役割もはたします





とまあこれが筋肉の役割です。

結構働き者ですよね。

逆にいうと筋肉がしっかり働けなければ

これらの役割を果たすことが出来ません

結果体にあらゆる不調が起きてしまうこともあります





それでね




その大前提として筋肉の働きは

「収縮と弛緩」により成り立ちます



　

伸びたり縮んだりすることで初めて機能するんです


で

ここで首のコリ、肩こりや痛みを振り返ってみると

ほとんどが

筋肉がしっかりと伸び縮みしていない

もしくは少ない

ことが原因で起こります


長時間の同じ姿勢

というのが典型的で

スマホなどを同じ姿勢でずっと眺めると

首の筋肉などは

ずっと収縮状態にあるので

伸びることができなくなってしまうんです



そうすると筋肉自体の循環が悪くなり

コリや痛みの原因になってしまうんです

だから
適度な筋肉の「収縮と弛緩」が大切です


作業中に一度深呼吸をしたり

お風呂の後のストレッチ

またはウォーキングなどの適度な有酸素運動

で日頃から

適度な収縮と弛緩をして、筋肉をケアしましょう！




もう一つ「水分」です

コリや痛みがある人の筋肉の特徴は

「カスカス」なんです


水分が足りていると「プルプル」とした

筋肉の質なんですが


コリや痛みを持つ人の筋肉の特徴は


水分がなくて「カスカス」なんです


だから「水分の摂取」というのはとても大切なんです


成人では「２リットル」を目標にしたいところです


「無理〜」とは言わずに

まずは水筒やペットボトルを持ち歩くことから始めましょう




【まとめ】

筋肉は体の守るために様々な役割があります

逆にいうと、筋肉がうまく働かなくては

それらの役割も果たせん

そして不定愁訴につながります
（疲れや体の重さ、肩首コリや頭痛、慢性痛、自律神経の乱れ、ホルモン異常などなど）

「収縮と弛緩」そして「水分」

日頃から意識して取り組んでみましょう